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* 学情研メールマガジン ============================= 2004/04/30
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* (財)学習ソフトウエア情報研究センター
* 【http://www.gakujoken.or.jp】
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事務局から:
文部科学省生涯学習政策局所管で主に学習ソフトウェア収集・提供を行う
「学情研」と関係の深い方々に学情研メールマガジンを送らせて戴きました。
配信登録やバックナンバーは下記URLからお願いいたします。
(http://www.gakujoken.or.jp/news/merumaga.html)
次回から「学情研メールマガジン」の配信を希望されない方は、下記E
メールアドレスにこのメールマガジンをご転送下さるか、その旨ご連絡く
ださい。今後とも、ご指導・ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
(連絡先)Eメール: gjk@gakujoken.or.jp
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□ 目次 (以下敬語敬称略)
[ニュースコーナー]New!!
● 教科「食育科」など新設 新・研究開発学校
● 学校事務職員もバーンアウト症候群に 静岡大学・教授ら調査研究まとめ
●子どもの読書離れで 学校・図書館連携推進1000冊プラン開始
[メッセージ]
● 本当ですか? 「転落誘う情報機器」
[特別寄稿]
●「世界の旅バーチャル・グランドツアー(66) 「ボロブドール遺跡」
●「天城の桜」
[お知らせ]
● 学情研主催「情報教育セミナー2004」のご案内
● 平成16年度学習ソフトウェアコンクールの公募のご案内
[学情研の動き]
● 教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研の新情報('04/04/30)
●「学習情報研究」5月号について
[要約紹介(第2回目)]
-『ブロードバンドの教育利用』
-『デジタル情報の自己管理』
-『高画質な動画資料の活用 小学校社会科』
●「学情研ネットワーク研究会員」の特典のお知らせ
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[ニュースコーナー]New!!
日本教育新聞社の協力により、最近2週間の教育界の重要な動き3点を
紹介します。なおコメントは下記Eメールアドレスにお願いいたします。
● 教科「食育科」など新設 新・研究開発学校
文部科学省はこのほど、平成16年度研究開発学校に15都府県20件25校を新規指定
した。35都道府県88件の応募から選考したもの。本年度は延長・継続を含め216校が
指定を受けることになる。
新規では、小中一貫教育によって発達段階に応じ系統的な食に関する教育を行うため
小・中学校全学年に教科「食育科」を新設する愛知県西尾市立寺津小・寺津中などが指定
を受けた。
● 学校事務職員もバーンアウト症候群に 静岡大学・教授ら調査研究まとめ
学校事務職員も教員同様、バーンアウト症候群に――。静岡大学教育学部の山崎準二
教授と同附属教育実践総合センターの藤原文雄助教授がこのほどまとめた2カ年にわたる
学校事務職員の実態調査研究で、こんな状態にあることが分かった。これまで教員のバー
ンアウトについてはさまざまな実態調査が実施されてきているが、学校事務職員を対象にし
たものは珍しい。教育改革の進行によって増える事務量や職場環境が起因しているようだ。
● 子どもの読書離れで 学校・図書館連携推進1000冊プラン開始
群馬県立図書館は4月から、県内5町村に、児童青少年用図書を1000冊ずつ貸し出す
「学校・図書館連携推進千冊プラン」と、「総合学習支援・朝の読書推進図書セット貸し出し」
の二つの事業を始めた。同県教委が昨年度作成した「県子ども読書活動推進計画」に基づ
き、子どもの読書離れを防ぎ、本に対する興味・関心を高めることが目的。図書館未設置地
域の子どもたちの読書環境整備も目指す。
URL=http://www.kyoiku-press.co.jp (毎週金曜日に更新)
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(連絡先)Eメール:henshu@kyoiku-press.co.jp
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[メッセージ]
● 本当ですか? 「転落誘う情報機器」
(十文字学園女子大学 井口 磯夫)
去る,4月23日の読売新聞朝刊に「転落誘う情報機器の魔力」という見出
しで,教育研究所の小西紀男先生(元全国理数科高校校長会会長)が教師の性
犯罪を情報機器の導入と関連付けて論点を張られている。この記事が,同日開
催された日本教育情報学会運営委員会の席で話題になり,一頻り議論された。
しかし,私は小西先生の主張に反駁するだけのデータを持ち合わせていないの
で,感情論でしか対応できない。本当ですか,「教師の性犯罪の原因は,情報
機器の魔力だ」というのは?
1) 情報機器の導入が教師達の人間関係を変質させるか?
小西先生は,国策として急速に学校へ情報機器を導入したことが人間関係を
希薄化させたと主張されている。コンピュータや携帯情報端末の普及により,
それらの道具に教師が振り回され,使われるようになってしまったという。若
い教師が先輩教師と飲みに行かないからといって人間関係が変質したとは思わ
れない。学校内の年齢構成を調べてみると興味深い結果が出るかもしれない。
つまり,教師の平均年齢が45歳を超えていることから想像すると,若い教師は
学校に少ないというアンバランスな状況になっており,それ自体が学校におけ
る人間関係を変質させている要因ではないだろうか。さらに,若い教師に仕事
が集中し,特に情報機器を使いこなせる先生に仕事を押し付けてしまう実態も
ありそうである。
今から20年前の経済広報センター便り(1983年7月号)に昆虫世代論が展開さ
れていた。第一世代はベビーブーム世代で漫画やビートルズの世代である。第
二世代はしらけ世代で,ここまではアナログ人間である。第三世代は情報世代
でデジタル人間である。続く第四世代はコンピュータ世代と言うことになるだ
ろう。この第三・第四世代を昆虫世代と称している。この世代はデジタル的で,
水平的価値観や面的情報伝達の特徴を持っている。自らは堅い殻(甲羅,個室
というシェルター)で覆われており,心と心のふれあいができない世代である。
10年間隔の世代論とすれば,第四世代は20代から30代ということになるだろう。
つまり,「今の若い教師」という言い方をするならば,情報世代の一般的な特
徴を持った先生方であり,特に情報機器の導入と平行して人間関係が変質した
とは思われないのである。
2)人間関係の阻害が転落へのきっかけを作るか?
小西先生が言われる通り,「行く先の定まらない教育改革」が現場の教師を
翻弄し,トップダウンで下ろされる業務命令に教材開発の時間を奪われ,子ど
もとの対話の時間を奪われていることは確かなようである。こうした多忙な状
態の中でも子ども達とコミュニケーションが取れるのは,むしろ情報機器があ
り,インターネットがあり電子メールなどで情報を伝え合うことができるから
である。教師がストレスを発散するためにチャットや有害なサイトを見ている
のではなく,問題行動をとる生徒とチャットや電子メールで頻繁に情報のやり
取りをしているから,寝る時間も割かなければならない状況になっていると,
私の所属する研究会の先生方は見られるのである。人間関係の阻害が転落のき
っかけを作るのではなく,教師としての自覚の問題であり,一部の先生の問題
であると言いたい。
3)孤独な教師達の一部は情報機器の魔力に飲み込まれるか?
小西先生は,「量的目標のみを重視した学校への情報機器の導入が,一部の教
師を狂気へ追いやった」と言われている。このような因果関係に結論付けるこ
とは,あまりにマスコミ的な短絡した発想ではないだろうか。情報機器を犯罪
や有害情報に利用しようとするのは,メディアの持っている宿命といえる。活
字が発明され一般に普及したときも,映画フィルムが発明され一般に普及した
ときも,ビデオが発売され爆発的に普及したときも,最近ではインターネット
やDVDが普及したのもいわば,ポルノグラフィーの業者と利用者がそれを期待
したからである。これをJacksonの法則という。第1法則は,新しい情報メディ
アにポルノ業者が注目したならば,そのメディアは将来発展の可能性がある。
第2法則は,ポルノ業者が新しい情報メディアを売り出すことに対して,一般
大衆がバッシングするようにならば,そのメディアはますます商売として発展
する可能性が確かである。このように,昔から情報メディアが持っている特性
は人間そのものの問題であって,一部の教師の問題ではないと捉えたほうがよ
い。だからといって,性犯罪に走った教師を許すものではないのは当たり前で
あり,罰せられて当然である。
情報機器はたかが道具である。道具は使いようである。情報機器を感情的に
バッシングすることは注意しなければいけない,と感じた。
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[特別寄稿]
●「世界の旅バーチャル・グランドツアー(66) 「ボロブドール遺跡」
(連載) [対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]
今回は、インドネシア国ジャワ島の世界最大級の仏教遺跡「ボロブドール」
の動画像です:
ボロブドール遺跡は8世紀後半〜9世紀シャエントラ王朝により建造されま
した。高さ42m、底辺は一辺の長さが120mの正方形となっており、100
万個以上の安山岩のブロックを積み上げて造られました。ボロブドール遺跡の
中下層の壁面にはお釈迦様の生涯や仏伝図などが掘り込まれており、上層には
72個のスツーパ(仏塔)があります。
最大の謎は、ボロブドール遺跡が何の為に造られたか?です。王の墓なのか、
釈迦の舎利塔なのか、それとも修行の場なのかわからないといいます。
≪動画・静止画「ボロブドール遺跡」のホームページ≫




[次回はボロブドール遺跡第2回目です] ≪写真をダブルクリックして下さい≫
● 「天城の桜」
[対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:共通]
学情研ネットワーク研究会員の松さんから、天城の桜の映像が送られてきました。
標高1000メートルの天城高原では、少し遅れて春がやってきます。眠りから覚めた
山に木々の若芽が萌え、その中に淡紅色の桜が混ざり合って、ひときわ目立ちます。
富士山や箱根、八ヶ岳から伊豆半島、神奈川県西部の山地に分布するのは野生の
マメザクラです。
白や淡紅色のかわいらしい花がやや下向きに咲き、遠くから雪のように見えます。
桜が咲くと、天城高原は一気に春になります。
≪動画・静止画「天城の桜」のホームページ≫



≪写真をダブルクリックして下さい≫
(特別寄稿の原寸大映像は、膨大な容量になりますので、ご希望の方に実費
でCD-ROM/DVD版「地域学習の為のデジタルアーカイブ」を提供いたします)
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[お知らせ]
● 学情研主催「情報教育セミナー2004」のご案内
日 時: 平成16年8月4日(水) 9:30〜15:00(受付9:00)
会 場: 市ヶ谷アルカディア・富士の間
テーマ: 『21世紀のリテラシーを考える』
● 平成16年度学習ソフトウェアコンクールの公募のご案内
1.対象作品
1)先生方が作成したソフト・コンテンツ
先生方が、各教科の学習および総合的な学習の時間における学習で使用
するために作成したソフトウェアまたは体系化されたコンテンツ
2)児童・生徒が作成したソフト・コンテンツ
児童生徒が、総合的な学習の時間等で、先生の指導のもとに作成したソ
フトウェアまたは体系化されたコンテンツ
2.応募期限 平成16年 5月7日(金)必着
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[学情研の動き]
● 教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)@学情研の新情報('04/04/30)
学情研ネットワーク研究会員のページ「鹿児島地区版」に「カブトムシのな
かま、水の中の生き物のなかま、昆虫でない生き物のなかま」の地域素材を追
加しました。 http://www.gakujoken.or.jp/Gate-EX/gatex.cgi
●「学習情報研究」5月号発刊 ('04/05/10)
「学習情報研究」5月号が発刊されます。内容は、「ブロードバンド環境に
おける動画・ネットワーク コンテンツの活用」を特集しています:
【目次】(敬語敬称略)
(1)ブロードバンドを使いこなす 石田晴久(東京大学名誉教授)
(2)ブロードバンドの教育利用 西村慶一(大阪学院大学)
(3)授業で使えるコンテンツを提供するポータルサイト 清水康敬(NICER)
(4)デジタル情報の自己管理 坂井岳志先生(世田谷区立八幡小学校)
(5)ネットの未来・探検ガイド 歌田明弘(フリーライタ)
(6)高画質な動画資料の活用
@小学校理科
中田勝博(小松市立矢田野小学校)
A小学校社会科
小西正英(相模原市立淵野辺小学校)
B小学校体育科
見米 宏(杉並区立富士見丘小学校)
C中学校理科
横井 弘(杉並区立東原中学校)
D中学校社会科
田中宏明(相模原市教育センター)
E高等学校理科
小林裕光(埼玉県立大宮中央高校)
[要約紹介(第2回目)]
-『ブロードバンドの教育利用』 西村慶一
教育において,eラーニングは避けて通れない位置を占めつつある。
eラーニングとは何か,どのような特徴をもっているか,どのように
eラーニングに取り組むべきか,注意すべきポイントとは何か,今後
の課題とは何か,基本的な問題に焦点を当てて論述を行った。
<情報教育,eラーニング,高度情報技術(ICT),LMS,ハイブリッド化,
学習情報の保護>
-『デジタル情報の自己管理』坂井岳志
今まで文書が中心だったデジタル情報が、急速なインターネットへの
ブロードバンド化に伴い、大きなデータを扱えるようになってきた。
画像も高精細になり、更に動画を扱う事も増えてきた。そのデータを
教員や児童が自宅や学校でどのように作成、管理、活用していくのか、
実践例を紹介すると共にその課題を考察してみた。<情報教育,動画、
静止画>
-『高画質な動画資料の活用 小学校社会科』小西正英*1
3年生社会科では、地域についての学習が中心となる。地域教材は、
ビデオなどが作成されているが、デジタルコンテンツとなるとほとんど
ないと言ってもよい。ここでは、デジタルコンテンツの地域教材を自作
した過程とその実践について述べている。<主体的学習、地域教材、自
作、動画、、ネットワーク、WAN>
なお、「学習情報研究」の定期購読者は、次の「学情研ネットワーク研究会員」
の特典が受けられます。
●「学情研ネットワーク研究会員」の特典のお知らせ
会員は、会員IDとパスワードを使い「教育コンテンツ(デジタルアーカイブ)
@学情研」の原寸大映像が見られる特典があります。
≪特典サンプル≫
【静止画の例:ユングフラウヨッホ】【動画の例:ニュージランドの羊の毛刈り】
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なお、学情研では「学情研ネットワーク研究会員」を募集しています。
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