「切りかけのオベリスク」

[対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:社会・共通]


 学情研ネットワーク研究会員の松さんから、エジプトの「切りかけのオベリスク」の映像が送られてきました。

 アスワンの周辺は、花崗岩の産地です。古代からの石切り場には、切りかけのオベリスクが残っています。

長さ約42m、重さ1,168tと推定され、完成していたら最大のものとなったはずですが、制作中にひびが入ったため、

そのまま放置されたと考えられています。

オベリスクはファラオだけに許された建造物です。王の死後太陽神となって、その力が永遠に注がれるように

より高いものが立てられたそうです。

切り出した花崗岩を石で磨き、表面を滑らかにして仕上げていきます。石で石を磨く古代の方法は、隕石で石を切る

古代インカの人々が用いていた方法によく似ています。

 朝早く出発したのに、すでに太陽は容赦なく照りつけています。制作途中の花崗岩の表面は荒々しく、完成させるまでの

たくさんの工程と労力を思うと果てしない気分になります。


≪動画・静止画「切りかけのオベリスク」のHP≫




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(財)学情研メールマガジン 第236号 (2010/9/1 発行)に掲載されました。