「パリ・ユネスコ本部のイサムノグチ庭園」

[対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:社会・共通]



 学情研ネットワーク研究会員の松さんから、パリの「ユネスコ本部のイサムノグチ庭園」の映像が送られてきました。

  パリにあるユネスコの本部でイサムノグチ庭園を見ました。

建物の中に入るためにセキュリティチェックを受け、会議場やピカソ氏の「イカロスの墜落」の壁画を見たあと、中庭へ出ました。

安藤忠雄氏のコンクリートの円筒形の建物「瞑想の空間」の隣に庭園があります。

正式名は「平和の庭園」。通称日本庭園。1958年に日本政府の寄付により建設されました。

イサムノグチ氏の作で、総面積1700平米に日本から桜、梅、モクレン、竹、80トンもの庭石が持ちこまれました。

京都の造園家16代目佐野藤右衛門氏も関与して、季節ごとの花々が咲く庭ができました。

イサムノグチ氏は、1957年に阿波に足を運び80石の青石を選定し、自然と人類の調和を表現したといわれています。

庭園の入口部分にある滝には逆さ文字が刻まれ、水に映ると「和」に見えるため「和の滝」と呼ばれています。

この石が「花崗岩のダイヤモンド」といわれる「庵治石(あじいし)」でしょうか。

庭園の高い部分にある石組の築山は、石の色が背後の建物に合っているように思えます。庭園の小径を歩き、

池の踏み石を渡ってみると、日本の庭園とは趣が違うのに、懐かしい気分になりました。

60年前、木々や石を運び、「和」を刻んだ戦後の人々はどんな思いだったのでしょうか。

寛容の庭には、イスラエル政府からの寄付によるユネスコ憲章前文の石碑とオリーブの木があります。

ユネスコ本部には、各国の芸術家の作品が寄せられています。


≪動画・静止画「パリ・ユネスコ本部のイサムノグチ庭園」のホームページ≫




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(財)学情研メールマガジン 第194号 (2009/1/30 発行)に掲載されました。