「阿倍仲麻呂の碑、興慶宮公園」

[対象: 校種:全般、学年:全学年・生涯学習、教科:社会・共通]



 学情研ネットワーク研究会員の松さんから、中国中央部西安市の「阿倍仲麻呂の碑、興慶宮公園」の映像が送られてきました。

  興慶宮は唐の3大宮殿のひとつで、玄宗皇帝が楊貴妃と過ごした沈香亭も復元され優美な姿を残しています。

沈香亭の周りには牡丹がたくさん植えてありました。かつて135haあった宮殿の跡地は50haの広大な公園となり、

朝から体操をしたり歌を歌ったり、市民の憩いの場となっています。

公園には、716年に入唐した阿倍仲麻呂の碑があります。阿倍仲麻呂は日本からの留学生の中で唯一役人となり、

玄宗皇帝に仕えました。今の国立図書館長の職に就き、詩人李白とも交流がありました。

かつての図書館を復元した建物が池に姿を映しています。  

20歳で唐に渡り、帰国を許可されたのは56歳のときでした。友人との別れを惜しみ、長江を下り、蘇州あたりで、

いよいよ出帆という時にあの歌を詠んだと言われています。

しかし、船は暴風雨に遭い難破し、仲麻呂はベトナムに漂着しました。その後再び長安に戻り、770年73歳で亡くなりました。

天の原 ふりさけみれば春日なる 三笠の山にいでし月かも


≪動画・静止画「阿倍仲麻呂の碑、興慶宮公園」のHP≫





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(公財)学情研メールマガジン 第252号 (2011/5/1 発行)に掲載されました。